YAC東松山分団の団員、野坂涼太さんが
金井宇宙飛行士、國中教授によるミッション報告会に参加しました。
その時の様子をレポートにまとめてくれました!
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金井宇宙飛行士、國中教授によるミッション報告会 参加報告
YAC東松山分団 野坂 涼太
僕は、7月に総理官邸で行われた、金井宇宙飛行士による総理表敬及び、
國中先生によるはやぶさ2ミッション報告会に参加しました。
日 時:2018年7月25日(水) 10:00~10:30
場 所:総理官邸 2階 小ホール
登壇者:安倍晋三内閣総理大臣
金井宣茂JAXA宇宙飛行士
國中均宇宙科学研究所 所長
日本宇宙少年団所属の小学5.6年生 12名
金井宇宙飛行士が、宇宙少年団の小学生を招待してくれたので、参加することができました。当日朝8時に集合場所に行くと、「これから首相官邸に行きます」と言われて驚きました。注意事項をきいたあとに官邸に歩いて行きました。官邸には閣僚の黒塗りの車が続々と入っていきました。普段、一般の人は裏の門から入る決まりになっているそうですが、安倍総理が特別に許可してくれたということで、僕たちはニュース番組でよく映る正門から入りました。警備員とカメラマンがたくさんいてびっくりしました。中に入ると、テレビで見たことがある場所がたくさんありました。映像で見るより中はかなり広く、高級な感じがしてすごいなと思いました。
部屋に入ると金井宇宙飛行士と國中先生がいました。時間まではリハーサルを何回かしました。その間に、報道の人たちや見学の人、総理のSPの人が入ってきたりしてだんだん緊張してきました。
そしていよいよ本番になり、安倍総理が入室すると、カメラのフラッシュとシャッター音がすごかったです。まず、金井宇宙飛行士が安倍総理に記念のパネルを渡しました。そして、金井宇宙飛行士から、ISSでのミッション成功の報告がありました。スライドや模型を使ってミッションの説明をしてくれました。ISSで生活することは大変だけれども、それよりも、楽しいことのほうが多いのだなと思いました。
次に國中先生から、「はやぶさ2」のこれまでのミッションと、これからの計画の説明がありました。撮影したばかりの小惑星「リュウグウ」の最接近画像を見せてもらったり、3Dプリンターで作った「リュウグウ」の形状などがわかる模型を触らせてもらいました。「はやぶさ2」がサーモグラフィーで「リュウグウ」をスキャンしたら、春夏秋冬があることがわかったそうです。
安倍総理が「宇宙人は、この宇宙に存在していると思いますか?」と、國中先生に質問しました。すると國中先生は「今、人類が知ることのできている宇宙は本当にわずかで、今も宇宙は広がり続けています。だから我々が存在しているということは、宇宙人がどこにいてもおかしくはないということで、私は宇宙のどこかに存在していると思います。」と言っていました。僕もどこかに宇宙人がいたらいいなと思います。
最後に安倍総理と順番に握手をして、記念撮影をして、記念品を貰って退出しました。普段、テレビでしかみることのできない首相官邸に入ることが出来て、安倍総理と並んで金井宇宙飛行士から直接、ISSでの生活の様子を説明してもらって、國中先生からは最新の情報を教えてもらい、貴重な経験ができたと思います。